作家詳細

キャロル・グレイス(Carol Grace)

キャロル・グレイス(Carol Grace) 日本でのデビュー作は1991年刊行の「天国の気分」(L-476)。以来、シルエット・シリーズで活躍している作家の一人である。いちずに恋するヒロインの気持ちがリアルに伝わってくる作風と、心温まるストーリーで人気が高い。

キャロルの人生は旅に彩られていると言っても過言ではない。生まれも育ちもイリノイだが、大学の三年次をパリで過ごし、アメリカに戻ってロサンゼルスの大学院に通った。その後、サンフランシスコに移り、未来の夫と出会うことになる公共テレビ局チャンネル9に就職する。語学力を生かしてフランス語での広告宣伝に関わっていたが、テレビ局を辞したのちは病院船で働きながら、ギニア、ニカラグア、チュニジア各国への三度にわたる航海を体験。結婚後は、夫とともに英語教師としてアルジェリアやイランに住み、異国の地での生活を満喫した。現在はカリフォルニアで、太平洋を臨む見晴らしのいい場所に居を構え、夫と二人の子供とともに暮らしている。これまでに数多くの地域を訪れたが、なかでも世界遺産に指定されているイランの遺跡ペルセポリス、8月のパリ、誰もいない早朝のフロリダの海岸が、とてもロマンティックで気に入っているという。独身時代に住んでいた街サンフランシスコは、現在もその近郊で生活していることもあって、作品の舞台として好んで使うと語る。
誰にも干渉されずに仕事ができる作家という職業をこよなく愛するキャロルだが、コンピューターの前に長時間座りっぱなしである点は、どうしても好きになれないとのこと。長年連れそった夫とは今も仲むつまじく、宝物は夫からもらった琥珀と語る。パートナーとのすばらしい関係を保つこつは一緒にお風呂に入ること このことからも、夫婦仲のよさがうかがいしれる。
海外での豊富な体験を糧として多くの作品を発表してきた彼女にとって、小説の執筆は旅と同じくらい人生に刺激をもたらしてくれるものだという。

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