作家詳細

ジュリア・ジャスティス(Julia Justiss)

ジュリア・ジャスティス(Julia Justiss) ハーレクイン・ヒストリカル「意外な求婚者」(2001年8月刊)で日本デビュー。初登場にもかかわらず、好評を博した。

ジュリアは潮の香り漂うメリーランド州アナポリスで生まれ育った。アナポリスという町が彼女に与えてくれた最高の贈り物――それが海軍軍人と歴史への情熱だ。
12歳のころには、ジュリアは由緒あるアナポリスの町を観光客に案内するジュニア・ガイドをつとめていた。アナポリスは独立戦争において重要な役割を果たした町で革命精神にあふれ、一時期はアメリカの首都だったこともあり、彼女が歴史に興味を持つのは自然な流れだった。もう一つ、ジュリアが案内してまわった町の名所が、アメリカ海軍士官学校だ。その後何年かのちに、勇壮な海軍のパレードや競技場、そして“チャペル”で海軍士官を目にすることになる。そう、彼女にとって海軍軍人と結ばれることはいわば運命だったのだ。
結婚後、海軍士官の夫の転勤でジュリアは世界各地を回った。赴任先のチュニジアでニュースレターを書く仕事をしていたこともあるが、子供が生まれてからの7年間は、小児科医への支払い小切手とベビーシッターへの指示を書く以外にペンを取らない生活が続いた。やがて夫の故郷テキサスに戻ると、彼女はようやく執筆に本腰を入れ始める。愛読していたヒストリカル・ロマンスの作者に送ったファンレターへの返事が、彼女を作家への道に導くことになった。高校のフランス語教師の仕事をしながら、こつこつと執筆を続け、1999年に念願のデビューを果たす。
作品の時代背景として好きなのはリージェンシー(イギリス摂政時代)。ジェーン・オースティンの小説を読んで、その優雅さに惚れこんだ。ヒストリカル・ロマンスは、現代を舞台にしたロマンス小説のテーマはもちろんのこと、主人公たちの葛藤や一族への責任などさまざまな要素を盛り込めるという。“それに、女の子は誰でも一度はお姫様や貴婦人に憧れるものでしょう?”とジュリアは語る。

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