ハーレクイン・シリーズ

      
      ティアラよりも輝く日      
    
          私は名ばかりのプリンセス。称号よりも、私自身を見てほしい。
    
    
          カラシア国大公ガードの結婚式に、プリンセス・セリーナは参列した。プリンセスとはいえ、かつての王国が祖父の代に共和国となったため、国を追われた、実体のない亡命中の王族だ。かつてはガードの結婚相手と噂されたセリーナだが、彼女の心をとらえたのは、その日の花嫁の兄アレックスだった。富豪のアレックスは、ガーデニングのコラムを書いているセリーナに、自然豊かなニュージーランドへ自分と一緒に来ないかと誘ってきた。急な申し出に驚き、ゴシップのたねになると懸念したものの、セリーナは彼の強引な説得に屈して承諾してしまう。だがそれは、ある陰謀に荷担した疑いのかかる彼女への罠だった!
- 
    
- 頁数
 - 160頁 / 新書判
 
 - 
    
- 発行日
 - 2011年03月20日
 
 - 
      
- 著者
 - ロビン・ドナルド
 
 - 
      
- 訳者
 - 森島小百合
 
 - 
    
- 定価
 - 723円(税込)
 
 - 
    
- ISBN
 - 978-4-596-12595-8
 
 - 
    
- 書籍番号
 - R-2595
 
 
同じテーマから探す
      
      


ニュージーランド北部の牧場主の家に、一男五女の長女として生まれた。十五歳で師範学校に学び、十九歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて一時休んでいた教職に戻り、かたわら執筆を始めた。蘭の花が咲き、キウィやオレンジの実る美しい北部の村に住む。