ハーレクイン・シリーズ

      
      取り違えられた花嫁      
    
          私が愛を口にすることは許されない。これは欺瞞に満ちた偽の結婚なのだから。
    
    
          ニーナのもとを、ある日、ゴージャスな男性が訪ねてきた。大富豪マルチェッロ家の長男マルク! ああ、ついに彼がやってきた。数カ月前、双子の妹が未婚のままマルクの弟アンドレの子を産んだ。お金目当てだったが、アンドレは親子鑑定も拒んだまま事故死した。育児を放棄した妹に代わって、ニーナが姪を育てることにしたのだ。妹は、腹立ちまぎれにマルチェッロ家に写真を送りつけたらしく、それを見て、マルクはアンドレの子だと確信したのだという。「君のように素行の悪い女に僕の姪を任せるわけにはいかない」私を妹と間違えているのね。でも、事実を話せば姪を奪われてしまう。妹のふりを続けるニーナに、マルクは驚くような提案をした。
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- 頁数
 - 160頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2011年04月05日
 
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- 著者
 - メラニー・ミルバーン
 
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- 訳者
 - 茅野久枝
 
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- 定価
 - 723円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-12601-6
 
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- 書籍番号
 - R-2601
 
 
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シドニー郊外で生まれ、現在はタスマニアに住む。十七歳のときに初めてハーレクインの小説を読み、生涯ロマンス小説を読み続けること、そして、背が高く日焼けしたハンサムな男性と結婚することを決心した。毎日をもっとロマンティックにする秘訣は、ロマンティックな男性と結婚することだと語る。二度目のデートで結婚を決めた外科医の夫との間に二人の息子がいる。