ハーレクイン・シリーズ
大富豪と手折られた花
ベレア家の愛の呪縛 Ⅱ
泣くことも忘れた孤独な私。愛に飢えているとも知らなかった。
ルシーラは仕事が欲しくて必死だった。でも、家族に認めてもらう方法がほかにないからといって、男性のスイートルームに来たのはまずかったかもしれない。案の定、寝室のドアが閉まると、ルシーラはパニックに陥った。現れたニックは、直談判したい社長とは別の実業家だった。そして、今夜は彼女に目をつけていたと言い、男と二人きりになる意味は知っているな、と確認した。ルシーラは完全におびえ、大事な告白もできなかった。本当は修道女と同じくらい、男性を知らないのだと……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年02月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-13220-8
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- 書籍番号
- R-3220
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- ミニ
シリーズ - ベレア家の愛の呪縛
- ミニ
1946年、イギリスのランカシャー生まれ。夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まった。2011年、がんのため65歳で生涯を閉じる。病のなか晩年に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。