ハーレクイン・シリーズ
公爵と裸足のシンデレラ
見えない監獄のような暮らしの果てに、裸足のまま放り出されたシンデレラ。
母亡き後、父に捨てられ、冷たく無情なおばと暮らすプルーデンス。良縁を探してくれると言うおば夫婦に連れられ旅をしていたとき、プルーデンスは一人部屋に泊まることになっていたはずが、翌朝目覚めると、見知らぬ男性の部屋に横たわっていた。姪が汚されたと叫ぶおばの声が、宿じゅうに響き渡る。まるで身に覚えがないし、体も痛んでいないけれど……いったい、何が?状況もわからず自室へ戻ると、彼女の荷物はおば夫婦と共に消えていた。文字どおり着の身着のままで放り出されたプルーデンスは、見かねて手をさしのべてきた例の見知らぬ男性を頼るほかなかった──まさか彼が、旅人に身をやつした、第7代ハルステッド公爵とも知らず。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年07月05日
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- 著者
- アニー・バロウズ
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- 訳者
- 相野みちる
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- 定価
- 906円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-33262-2
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- 書籍番号
- PHS-162
つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路を決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男性と出会い、結婚する決心をしたという。長年、2人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた。