ハーレクイン・シリーズ

      
      囚われの乙女の祈り      
    
          叡智あふれる絶対君主に、窮地の乙女は囚われて……。
    
    
          「欠点はあるが、君は留置場の外にいるほうが役に立つ」詐欺容疑で拘束された父親に会うため砂漠の国を訪れたエズミは、あまりにもハンサムで傲慢な国王ザイードの言葉に耳を疑った。父親を助けたければザイードの王宮にとどまり、ソーシャルワーカーの経験を活かして彼の下で働けというのだ。反発するエズミだったが、目の前で父親が病に倒れた瞬間、なんでもするから助けてほしいと思わず懇願していた。ザイードの強烈な魅力を前になすすべもなく純潔を捧げ、異国の世継ぎを身ごもることになるとは夢にも思わずに。
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- 頁数
 - 224頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2018年06月05日
 
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- 著者
 - マヤ・ブレイク
 
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- 訳者
 - 水月遙
 
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- 定価
 - 723円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-13332-8
 
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- 書籍番号
 - R-3332
 
 



イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。