ハーレクイン・シリーズ

      
      愛は命がけ      
    
    
    
          母と弟を亡くした悲しみが今も消えないベアリー。そんな彼女がある日、何者かに連れ去られ、異国で囚われの身となった。暗い部屋でじっと心身の痛みに耐えるベアリーのもとへ、黒い影が──「合衆国の救出隊員、ゼイン・マッケンジーだ」ゼインに導かれて建物を抜け出し、別の場所で深夜まで身を潜めた。その間、ベアリーは彼の強さと優しさに激しく惹かれ、命がけの状況のなか救いを求めるように、純潔を捧げたのだった。それから2カ月。あの夜の結果、人知れず小さな命を宿したベアリーは、事件後、なぜかゼインと彼女を会わせまいと妨害する父を避け、密かに姿をくらまそうと考えていた。そこへ突然、ゼインが現れる!
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- 頁数
 - 224頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2019年09月05日
 
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- 著者
 - リンダ・ハワード
 
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- 訳者
 - 霜月桂
 
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- 定価
 - 774円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-55461-1
 
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- 書籍番号
 - PB-261 (初版LS-11)
 
 



読むにしろ書くにしろ、本は彼女の人生において重要な役割を果たしているという。読み始めはマーガレット・ミッチェルの作品。それ以後、広く読書に熱中するようになった。少女のころから書くことが好きだったリンダの作家デビューは30歳のとき。現在はアメリカの作家会議や授賞式の席に常連の人気作家で、サイン会にもひっぱりだこ。とりわけ、彼女の描くヒーローが魅力的だというファンが多い。アラバマ州在住。