ハーレクイン・シリーズ

      
      幻の一夜と愛の証      
    
          命に代えても惜しくない娘を授かった夜を、決して過ちとは呼びたくない。
    
    
          田舎町で幼い娘を育てながら、小さな宿を切り盛りするアナ。酒に溺れる母親を抱え、その苦労は計り知れない。そんなアナの慰めは、3年前に一夜を共にした男性の思い出だ。翌朝彼は姿を消したが、アナはニュースを見て卒倒しかけた。ディミトリ・キリアコウ。彼はギリシアの富裕な銀行家だった。そして今、彼が現れたのだ。幾度となく夢に見た姿そのままに、ゴージャスな魅力を振りまいて。だが、ディミトリの口から出た言葉は残酷そのものだった。「一刻も早く僕と結婚しろ。さもないと娘の親権を取りあげる」
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- 頁数
 - 224頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2019年11月05日
 
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- 著者
 - ピッパ・ロスコー
 
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- 訳者
 - 山本みと
 
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- 定価
 - 730円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-13451-6
 
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- 書籍番号
 - R-3451
 
 
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大学で修士課程を修了したあとは、4年間、BBCで医療ドラマに関わっていた。転職して出版社に勤め、5年間編集者としてさまざまな経験を積んだのち、作家になるという夢を追いかけるためにロンドンからノーフォークに引っ越す。コーヒーが大好きで、長時間の散歩を日課としている。