ハーレクイン・シリーズ

      
      ベビーシッターの告白      
    
    
    
          キャンダスは秘密の代理出産をしたが、依頼主の女性が亡くなった。心配でたまらなくなった彼女は素性を隠したまま、赤ん坊のベビーシッターとして、依頼主の夫ニックに雇われる。ニックは優しくハンサムで裕福な経営者だが、娘を見るとつらそうだ。亡き妻と浮気相手の間にできた子だと信じているのだ。とんでもない誤解だわ……キャンダスは真実を知っている。依頼主は、子どもがつくれない体だったから、キャンダスに夫の子を産ませたのだ。自分が妊娠したふりをして。苦しむニックを見ていられず、彼女は思わず告げてしまう。あの子は、わたしたち二人の子どもなの──
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    - 頁数
- 160頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2020年01月20日
 
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      - 著者
- テッサ・ラドリー
 
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      - 訳者
- 土屋恵
 
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    - 定価
- 690円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-58945-3
 
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    - 書籍番号
- K-665 (初版D-1608)
 



旅と読書を何よりも愛しているという。幼いころからファンタジーやミステリー、ロマンスを読みふけっては空想の旅をしていた。英文学と法律の学位取得後、法律事務所に勤務するも、オーストラリアへの家族旅行をきっかけに執筆活動に転向することを決意。旅がすべてのインスピレーションと語る。