ハーレクイン・シリーズ

      
      不遇の花嫁と麗しの大富豪      
    
          胸に突き刺さる、愛する夫の言葉……。「この家から出ていけ。ぼくの人生からも」
    
    
          結婚相談所に入会したペイトンは、大企業CEOギャレンの花嫁に選ばれた。彼は親友夫婦の忘れ形見の少女を守り育てるために妻を探していたのだ。だが実は、ペイトンの望みは結婚ではなく、彼の祖母アリスに近づくこと。彼女の父はかつてアリスに不当解雇され、一家は路頭に迷った末、病の母は治療を受けられず息を引き取ったのだった……。ところが、いざ夫となったギャレンは世界中の誰よりもハンサムで、親を失った少女を思いやる魅力的な男性と知り、ペイトンは胸が痛んだ。婚前契約により最低3カ月は結婚を続けなくてはならないけれど、彼らのためにも、なるべく早く離婚を切り出すべきね。このとき彼女はまだ知らなかった──わが心に芽生えつつある愛の重さを。
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    - 頁数
- 160頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2020年03月20日
 
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      - 著者
- イヴォンヌ・リンゼイ
 
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      - 訳者
- 北岡みなみ
 
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    - 定価
- 740円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-51891-0
 
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    - 書籍番号
- D-1891
 



ニュージーランドに生まれ、13歳のころからロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、2人の子供に恵まれた。本を読むことを通して、人々のさまざまな愛の力を追体験しているという。