ハーレクイン・シリーズ
情熱を知った午後
レオパルディ家の掟 Ⅰ
愛する甥を奪われたら生きていけない。でも、シチリアで裕福に暮らせるなら……。
仕事で疲れきって家路を急ぐジュリーの前に、長身でエキゾチックな顔立ちの男性が立ちはだかった。彼はジュリーが抱く赤ん坊を指して言った。「僕はロッコ・レオパルディ。その子のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親かもしれない人の身内なのだ。ジョシュは姉の遺児だが、父親がはっきりしない。母国でDNA鑑定をしたいというロッコの申し出に、愛する甥を奪われるのではないかと恐れつつも、彼女はジョシュの将来を思ってシチリア行きを決意した。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 山科みずき
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-12440-1
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- 書籍番号
- R-2440
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- ミニ
シリーズ - レオパルディ家の掟
- ミニ
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イギリス生まれ。学校卒業後、大手銀行に就職するが、作家になることを決意して退職。三十代になって初めて本格的に小説を書き始めた。人々の内面の葛藤や人間模様を描いて、世界中の女性たちの共感を得ている。これまでに百三十作以上の作品を発表。発行部数は全世界で六千万部を超える、ロマンス小説界の第一人者である。