ハーレクイン・シリーズ

赤い薔薇は罪つくり
気の進まないブラインドデート。その先に待ち受けていたものは……。
ケリーは親友がセッティングしたブラインドデートに出かけた。待ち合わせの場所はダンスクラブ。目印は赤い薔薇。三十分も遅れて、ようやく現れた男性を見て、ケリーははっとした。長身でハンサムなその姿は、映画スターを思わせる。彼は赤い薔薇を手に、ケリーにこう呼びかけた。「ミス・ケリー?」この人がデートの相手? こんなにすてきだなんて!とまどうケリーを彼はたちまち外に連れ出し、フェラーリに乗せた。そして彼女にこう言った。「CJと呼んでもかまわないかな?」私の名前はケリーなのに。いったいどういうこと?それにテキサス出身と聞いてたのに、言葉にイタリアの訛がある……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2010年01月20日
-
- 著者
- レイ・モーガン
-
- 訳者
- 三浦万里
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-22073-8
-
- 書籍番号
- I-2073
同じテーマから探す
人生の大半を過ごした西部の雰囲気が大好き。無骨な荒くれ男だろうと、都会に暮らす粋な男だろうと、ロマンチックなヒロインを魅了するのは男の野性味だと信じて疑わない。彼女自身もそんな西部の男のひとりと結婚して二十年になり、いまは南カリフォルニアの家で四人の子育てに忙しい日々を送っている。