ハーレクイン・シリーズ
プロポーズは強引に
いつか名ばかりの夫が、私を愛してくれますように。
両親に疎まれ、愛を知らずに育った天涯孤独のアビーは、どうしても家族が欲しくて人工授精で子供を授かった。看護師をしながら幼い娘をひとりで育てていたある日、アビーは新任の外科医が友人の兄ニコだと知って驚く。イタリアの名家出身の彼はハンサムだが傲慢で、学生時代、地味で内気な彼女には目もくれなかった。その夜、突然ニコがアビーを訪ねてくると、耳を疑う要求を突きつけた。「きみの娘の父親は僕だ。娘を返してくれ」冗談じゃないわ! 父親が誰であろうと大切な宝物は渡せない。だが、彼が重病に罹り子供をもてなくなったと知った彼女は……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年08月05日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 翔野祐梨
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-57281-3
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- 書籍番号
- R-3990 (初版I-1859)
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イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。