ハーレクイン・シリーズ
忘れられた花嫁の告白
私は自ら幸せを捨ててしまった。ボスに恋心を打ち明けたばかりに。
「1年だけ、妻になってほしい」冷徹なボス、アレスの突然の提案。1000万ドルと引き換えに、秘書のドリーは契約結婚を受け入れる。だが、契約書に署名した直後、心の奥からこぼれ落ちた愛の告白。アレスは激しく怒った。きみは秘書としての一線を越えた、と。そのまま彼は母国ギリシアへ旅立ち、そして——事故に遭った。7週間後、昏睡から目覚めたアレスからドリーのもとに電話があった。だが、彼は結婚したことも、あの夜の言葉も覚えていなかった。「お願いだ、婚約者として一緒に来てくれ」記憶を失った彼の懇願に、ドリーは揺れる。偽りの愛のはずだったのに、彼のまなざしはあの日よりも優しくて。これはやり直しのチャンス? それとも……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年08月20日
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- 著者
- タラ・パミー
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- 訳者
- 雪美月志音
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-57348-3
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- 書籍番号
- R-3992
子どもの頃から本の虫だった彼女は10代でロマンス小説に夢中になり、教科書陰に隠して読みふけっていた。修士課程修了間近のある日、修士論文を書くためにパソコンに向かっていたはずが、気がつくと物語のプロローグをタイプしていた。無事卒業し、世界一理解のある夫のサポートを得て小説を書き始め、現在はアメリカのテキサス州で執筆に勤しんでいる。