ハーレクイン・シリーズ
愛にむせぶ白鳥
キャロル・モーティマー・コレクション
翼を折られ、どん底へ。白鳥を救うのは、大富豪の傲慢な愛。
4年前、前途有望なバレリーナだったミランダは、公演中に舞台から突き落とされ、怪我で引退を余儀なくされた。度重なる手術とつらいリハビリ……。体には大きな傷痕が残った。夢をあきらめてバレエ教師となったある日、大富豪ダリウスと出逢う。彼は4年前のあの舞台の観客だった。「君はバレリーナのミランダだな」あの事故には触れられたくない。どれだけの苦しみを味わったことか。だが、ダリウスは逃げ出すミランダをとらえ、無理やりダンスに誘った。かつて舞台で見た優美な白鳥をよみがえらせてみせるとばかりに。彼の強引な態度に反発を覚える一方で、ミランダは甘い期待に震えた。バレエにすべてを捧げてきたから、男女のことなど何も知らないのに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年12月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 山本みと
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- 定価
- 730円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-10584-7
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- 書籍番号
- MP-131 (初版R-3103)
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- ミニ
シリーズ - キャロル・モーティマー・コレクション
- ミニ








ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。