ハーレクイン・シリーズ
秘書に哀れみのキスを
「秘書は見た目がよくて頭が空っぽがいい」——なんて時代錯誤で横暴なボス!
10代で両親を失って以来、懸命に働いてきた秘書のテッサは、妹の学費を賄うため、より待遇のいい会社への転職を決めた。だが新しい職場で彼女を待っていたのは、冷酷な独裁者のような社長カーティスだった。仕事はもちろん、コーヒーの味にも文句をつけ、あげくの果てには、自分の娘の世話までテッサに押しつける始末。しかも歴代の秘書は皆、テッサとは正反対のセクシーな美女ばかり。地味な私に、この人の秘書が務まるのかしら?ある日、うっかりして足をくじいたテッサは、思いがけずカーティスに優しく介抱され、ときめいてしまい……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年12月05日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-10578-6
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- 書籍番号
- R-4019 (初版R-3118)








トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。