ハーレクイン・シリーズ
ウィークエンド・ロマンス
秘書のたった一度の嘘が、ボスの情熱に火をつけた。
密かに憧れていた社長ジャックが美人女優と婚約し、秘書のハンナはすっかり落ち込んでいた。しかもその女優がジャックの友人とも深い仲にあると知ってはなおさらだ。なんとかしてボスを悪女から守れないかしら?そう考えていた矢先、ジャックが事故で頭に重傷を負ってしまう。慌てて病院に駆けつけたハンナは医師に、彼が過去6週間の記憶をなくしていると告げられて言葉を失った。もちろん、彼は自分の婚約者が誰なのかも覚えていない……。退院の日、ジャックを迎えに来たハンナは、つい口走っていた。「婚約者の私があなたのお世話をするから安心して」と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年12月20日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 伊坂奈々
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-10713-1
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- 書籍番号
- R-4021 (初版I-1371)








ニューオーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれ、家事をこなす合間に小説を書き始めた。テンポのよいセクシーな描写で、現実にありそうな物語を書いて人気を博した。実姉で同じロマンス作家のエマ・ダーシーの逝去から約1年後の2021年11月、この世を去った。