ハーレクイン文庫
白百合の令嬢
花屋のソーニャは富豪の婚約者に誘われたパーティで、その甥デイヴィッドと出会う。激しく惹かれるが、デイヴィッドには伯父を狙う金目当ての女と疑われ…。
長い金髪を額でわけて腰まで垂らし、透き通るように白い肌。19世紀の絵画から抜けだしてきたような花屋のソーニャは、30歳以上も年上の富豪に見初められて、婚約間近だった。ところが晩餐会で見た、富豪の甥デイヴィッドに胸がざわつく。男らしい彫りの深い美貌が眩しく、心惹かれたのだ。だが没落したとはいえ、ソーニャは滅びた貴族の末裔で、誰にも言えないような、忌まわしい過去の呪縛に囚われている。しかも、デイヴィッドには財産目当ての女と嫌われていて……。私の愛は叶わぬ夢と、未練を断ち切るように彼女は目を伏せた。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2026年05月15日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 真咲理央
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- 定価
- 600円(税込)
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- ISBN
- 978-4-302-11866-3
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- 書籍番号
- HQSP-509 (初版I-2230)








息子がまだ赤ちゃんの頃から小説を書き始め、執筆しているときが最も充実した時間だった。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけることで、シャンパンには目がなかった。オーストラリアのブリスベン市街を見下ろす小高い丘にある家に暮らしていたが、2022年8月、惜しまれながら87年の人生に幕を下ろした。1971年にデビューしたミルズ&ブーン社で、生涯に120作を超えるロマンスを上梓した。