ハーレクイン・シリーズ
売り渡された淑女
食事や住む家の心配をせず暮らせたら……。不遇な淑女のシンデレラ・リージェンシー!
父が賭博で作った借金のカタに純潔を競りにかけられたエイミーは、男という生き物が恐ろしくなり、落札者の手に渡る前に逃げだした。新聞で家庭教師の働き口を見つけ、人里離れた館にたどり着くと、雇い主である伯爵セプティマスの言動に驚かされた――右目に眼帯をつけ、険しい表情をした暴君のような彼は、じつは家庭教師募集というのは、にせの口実だったと告白したのだ!君は美しい、服も宝石も召使いも君が望むだけ与えてやると言われ、エイミーは戸惑った。彼は、私を愛人にするつもりなのね?やっぱり男なんて……! 絶望に駆られた彼女はそっと館を脱けだした。本当は、伯爵夫人になってほしいと求婚されていたことにも気づかずに。
-
- 頁数
- 256頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2026年06月05日
-
- 著者
- アニー・バロウズ
-
- 訳者
- 深山ちひろ
-
- 定価
- 910円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-302-11824-3
-
- 書籍番号
- PHS-371 (初版PHS-72)








つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路を決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男性と出会い、結婚する決心をしたという。長年、2人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた。