ハーレクイン・シリーズ

甘美な代償
愛を買えると信じる男に、なぜ惹かれてしまうのだろう。
自社の贈賄を発見したアデナは、上司である恋人の関与も同時に知ることになった。ショックと憤りから、彼女は会社にも恋人にも別れを告げ、贈賄の相手会社を訪ねる——この不正を正すよう訴えなければ。現れた社長のホルトは、予想に反して若くハンサムな男だったが、アデナの訴えを気にも留めない様子でブランデーなど勧めてくる。そして、不正を正すどころか、彼女にとんでもない申し出をした。「きみには、その古い情報よりはるかに値打ちがある。その魅力をぼくに売ってくれないか?」驚きに口もきけない彼女の唇を、ホルトの唇がふさいだ。
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年05月05日
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- 著者
- ジェイン・アン・クレンツ
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- 訳者
- 早川麻百合
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- 定価
- 755円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51377-9
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- 書籍番号
- D-1377
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カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと1979年より作品を発表。7つの作家名をもち、現在はアマンダ・クイック、ジェイン・キャッスル、ジェイン・A・クレンツの3つの名義をジャンルによって使い分ける。バラエティに富む著作は150冊を超え、全米有力各紙のベストセラーリストをつねに賑わせている。米ロマンス作家協会特別功労賞をはじめ受賞歴多数。