ハーレクイン・シリーズ

秘書とボスの心得
秘書とボスの仮面を外したとき、別れへのカウントダウンが始まる。
収入が必要になったエマは、どうにか社長秘書の職を手に入れた。面接の手応えは悪かったけれど、それは若く魅力的なエマが、プレイボーイの社長の餌食になって辞めることを懸念されたためらしい。父と兄三人を見て育ち、否応なく男性の本質を学んだわたしが、いくら魅力的でも甘い言葉に惑わされるわけがないのに。社長のルカは初対面でこそ大胆にパリでの一夜を誘ってきたものの、彼女の堅いガードと働きぶりを知ると、それきり言い寄らなくなった。それを物足りなく感じるのは、どうしてだろう?だが、一線を越えれば、いずれ彼も仕事も失うとわかっている。そんなとき、ルカに恋人のふりをして帰省に同行するよう命令された。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年11月05日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 新井ひろみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-12553-8
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- 書籍番号
- R-2553
イギリスで看護教育を受け、その後救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も三人の子供とともに住むオーストラリアは彼女にとって第二の故郷になっているという。