ハーレクイン・シリーズ

聖なる夜に口づけを
星降る夜の出来事
孤児として育ったフェイスは運命の人との出会いを待ちわびていた。だから、誘拐犯から彼女を救ってくれたワースに純潔を捧げたのだ。“二カ月後のクリスマスに町の広場にあるツリーの下で会おう”そう約束して別れたが、当日、いくら待てどもワースは現れない。フェイスは絶望に打ちひしがれた——おなかに宿る彼の子とともに。
イブは憂鬱
新任教師エイミーは泣きたい気分だった。休暇を前にして、家が火事に遭ったのだ。身寄りのない彼女には行く先がない。生徒の母親の兄ルーカスの家に泊まることになったものの、彼はこのうえなくセクシーで、かつ不機嫌な男性。そんな人とクリスマスを一つ屋根の下で過ごすなんて……。
-
- 頁数
- 192頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2010年11月20日
-
- 定価
- 755円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-81598-9
-
- 書籍番号
- PB-98 (初版HT-10)
-
- ミニ
シリーズ - 狼たちの休息
- ミニ
幼いころ、祖父から贈られた『美女と野獣』の絵本を読んでロマンス小説のとりことなり、九歳のときに初めて物語を書いた。それ以後、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。'90年にデビューして以来、マギー賞や全米読者選賞を受賞。ロマンス小説界の最高峰RITA賞の最終選考にも残ったことがある。とりわけ、百戦錬磨のボディガードを主人公にした出世作『狼たちの休息』シリーズは新作が出るたびに各メディアから賛辞を受け、世界的ベストセラー作家リンダ・ハワードからも賞賛のコメントを贈られるほどの人気連作。人を守るため命すら投げ出す強者たちだが、唯一真実の愛の前では無防備——そんな理想のヒーローが登場する作品を書き続けていきたいという。