ハーレクイン・シリーズ

      
      シークと籠の小鳥      
    
          謎の上客が求めるものは、ひとときの奉仕、それとも……?
    
    
          ルーシーは、内気だけれど腕のいいシェフとして、高級スキーリゾートのロッジを切り盛りしていた。今日は男性ばかりのお金持ちのご一行が到着予定だが、名簿に一人、匿名の人物がいる。しかもボディガードつきだ。よほど高い地位にある人なのね……要求が高すぎなければいいけれど。一抹の不安を感じながらも、ルーシーはディナーの用意に勤しんだ。その夜。あろうことか、ルーシーは大失態を演じた。一人の客と目を合わせた瞬間、料理を床にぶちまけてしまったのだ!黒髪に浅黒い肌の男性が、王のごとき威厳をたたえた目で睨んでいる。ああ、彼が匿名の人物だ。わたしはきっとくびにされてしまう……。
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- 頁数
 - 192頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2011年01月05日
 
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- 著者
 - スーザン・スティーヴンス
 
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- 訳者
 - 藤峰みちか
 
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- 定価
 - 755円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-51425-7
 
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- 書籍番号
 - D-1425
 
 



プロのオペラ歌手として活躍していた経歴を持つ。夫とは、出会って五日後には婚約をし、三カ月後には結婚したという。現在はチェシャー州で、三人の子供とたくさんの動物たちに囲まれて暮らしている。昔からロマンス小説を読むのが大好きだった彼女は、自分の人生を〝果てしない、ロマンティックな冒険〟と称している。