ハーレクイン・シリーズ

みじめな人魚姫
大波にさらわれる瞬間、懐かしい天使の顔が見えた。
いま、ニーナの人生はどん底にあった。父の死後、上流階級の華やかな暮らしを失い、自立を目指して就職したがリストラに遭い、やっと得た職は、高級リゾートのウエイトレスだった。ある日、くたくたの体をひきずるようにビーチを散歩していると、朽ち木に足をとられて転び、ニーナは頭を打って気絶してしまう。波にさらわれそうになっていた彼女を助けてくれたのは、ガブリエル・スティールという名のたくましい男性だった。昔ニーナが好きだった、兄の親友と同じ名前……。朦朧とする頭でそんなことを思っていると、大波が二人を襲った。
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年01月20日
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- 著者
- ロビン・グレイディ
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- 訳者
- 北園えりか
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- 定価
- 755円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51428-8
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- 書籍番号
- D-1428
十五年間、テレビ局のプロダクションで働いたのち、かねてからの夢だった作家になる道を選んだ。ハーレクイン・ディザイアを支える作家の一人になれて嬉しいと話す。お気に入りのスポットは映画館と海辺。現在はオーストラリアのサンシャイン・コーストで、夫と三人の娘とともに暮らしている。