ハーレクイン・シリーズ

愛しすぎた女
ニューオリンズの恋人たち Ⅲ
ジョージーはホテル・ジョゼフィンのオーナー兼経営者だ。二週間前に客室で起きた殺人事件のせいでホテルの客足はとだえ、もともと苦しかった経営は、今や悪化の一途をたどっていた。早くなんとかしないと本当にここを手放すはめになるわ。フロントデスクの前でジョージーがそう思い悩んでいると、ふいに一人の男がエントランスを抜けて、彼女に近づいてきた。ドルー・モリスン——それが現れたとびきりハンサムな男性の、そして目下のところ唯一の宿泊客の名前だった。その時、彼女は自分が遠からず彼と関係を持つだろうと直感した。ドルーの行動の裏に隠された、ある目的のことなど考えもせずに……。
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- 頁数
- 221頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年03月20日
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- 著者
- トーリ・キャリントン
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- 訳者
- 中野恵
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- 定価
- 660円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-42115-9
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- 書籍番号
- DG-25
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- ミニ
シリーズ - ニューオリンズの恋人たち
- ミニ
トニーとローリ夫妻がトーリ・キャリントンというペンネームで北米のハーレクイン・テンプテーションに登場したのは一九九九年。一作目を発表するや激賞され、その年の黄金の羽根ペン賞の最終候補に。以降、精力的な著作活動を続けている。バーブラ・ストライサンドを敬愛するローリ、スカイダイビングがやってみたいけれど怖くてできないトニー。夫妻の生活信条は「人生はフィクションより良きものなり」