ハーレクイン・シリーズ

彗星の輝く砂漠で
シークの憂い Ⅳ
初めてシークと結ばれた夜、空には彗星が輝いていた。
タヒール・アル・ラミズは十一年前、その破天荒な性質から、父王と衝突して国を追放された。その後、彼はギャンブラーとして世界を渡り歩き、最近では投資家として名を馳せている。いま彼は自らヘリコプターを操縦し、クセイ王国へ向かっていた。もう二度と戻るつもりはなかったが、父の死と兄カリーフの戴冠の知らせを受けて、ついに戻る決心をしたのだ。ところが低空飛行中、ヘリは運悪く砂嵐に巻きこまれてしまった。このままでは墜落する! タヒールがそう思った瞬間、目の前が暗くなり、彼は意識を失った。気がつくと、タヒールは見なれぬ美女に手厚く看護されていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年05月20日
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- 著者
- アニー・ウエスト
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- 訳者
- 遠藤靖子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-12618-4
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- 書籍番号
- R-2618
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- ミニ
シリーズ - シークの憂い
- ミニ
家族全員が本好きの家庭に生まれ育つ。家族はまた、彼女に旅の楽しさも教えてくれたが、旅行のときも本を忘れずに持参する少女だった。現在は彼女自身のヒーローである夫と二人の子とともにオーストラリア東部、シドニーの北に広がる景勝地、マッコーリー湖畔に暮らす。