ハーレクイン・シリーズ

禁じられた花嫁
私が花嫁になる日は永遠にこない。だから、せつない恋心は胸に秘めて……。
“マロリーの古文書”を捜しにオークフィールド館へ向かう途中馬車が故障し、ヒーロウが立ち往生を余儀なくされていると、黒馬を駆ってハンサムな男性が現れた。彼は館の主クリストファー。古文書は館のいわくつきの蔵書だったが、火事で焼失したと言う。興味を持ったキットとともに、彼女はもう一冊存在するらしい“マロリーの古文書”を捜しに行くことになった。道中、何度も謎の男たちに襲われ、命を奪われそうになる。いったい誰が、なんのために? 不安を胸に旅を続けるうち、二人は強く惹かれ合い、やがてヒーロウは求婚される。だが彼女は、それを拒むしかない悲しい宿命を背負っていた。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年06月05日
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- 著者
- デボラ・シモンズ
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- 訳者
- すずきいづみ
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- 定価
- 901円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-33116-8
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- 書籍番号
- PHS-16
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日本では『狼を愛した姫君』(HS-14)でデビュー以来、ナンバーワンの人気を誇る作家。ディ・バラ家やド・レーシ家の面々を主人公に据えた中世の物語と、華やかなイギリス摂政期(十九世紀初頭)の物語を描き分ける。「どの作品もそれぞれ個性の際立ったものに仕上がるよう心がけている」と語る。夫と息子二人、猫二匹と迷い犬とともに、米オハイオ州に在住。