ハーレクイン・シリーズ

冷たい求婚者
愛に戸惑う娘たち Ⅳ
美人姉妹の中で私だけが醜いあひるの子。そんな私には愛される資格もないの?
大富豪オスカーの娘たちのうちで不器量なのは私だけ。そう思っているソフィーには、インテリアデザインの知識が頼りだ。それを武器に職を得るが、ある深夜、突然シチリア行きを命じられた。使命は富豪マルコ・スペランサの屋敷の改装工事を勝ちとるため、ハンサムだと噂のマルコ本人に会って売り込みをすること。急ぎシチリアに飛んだものの、疲れからソファーで眠りこんでしまい、目覚めたときマルコに冷たく告げられた。「無駄足だったね」マルコはおよそ女性らしくない外見のソフィーに内心で苦笑しつつも、その熱意と、やぼったい格好の下にある見事な体に興味を引かれた。僕には女性を愛せない理由がある。だが、つかの間の関係なら……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年07月05日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-12631-3
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- 書籍番号
- R-2631
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- ミニ
シリーズ - 愛に戸惑う娘たち
- ミニ
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イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日三キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が二人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今では書くことに熱中している。ハッピー・エンドが大好きだという。