ハーレクイン・シリーズ

      
      生まれ変わる愛      
    
    
    
          ルーカス・ブロデリックは、勝つためには手段を選ばない、冷酷非情でやり手の弁護士として名を馳せていた。だからこそモラン家にこの件を依頼されたのだろう。大富豪のガートルード・モランが亡くなり、莫大な遺産のほとんどが変わり者の孫ベサニーが運営する慈善団体に遺された。そのことに不満を抱く一族の人々が彼を雇ったというわけだ。メキシコにいるベサニーを捜し出し、彼女の名誉を傷つけることで、遺産を受け取る資格を剥奪する。うまくいけば遺産の四割がルーカスの手数料となる。一方、母親に捨てられ、女性の愛情に飢えていたルーカスの息子たちは、成り行きから自宅のクローゼットに記憶喪失の若い女性をかくまっていた。前世の因縁のせいなのか、血も涙もないはずのルーカスは浴室で鉢合わせした翌日には彼女と激しく愛し合い、結婚を申し込む。彼女が捜していたベサニーだと知りながら……。
- 
    
- 頁数
 - 160頁 / 新書判
 
 - 
    
- 発行日
 - 2008年04月20日
 
 - 
      
- 著者
 - アン・メイジャー
 
 - 
      
- 訳者
 - 泉屋ゆり子
 
 - 
    
- 定価
 - 628円(税込)
 
 - 
    
- ISBN
 - 978-4-596-76173-6
 
 - 
    
- 書籍番号
 - HR-173
 
 - 
    
- ミニ
シリーズ - 記憶をなくしたら
 
 - ミニ
 



“記憶喪失の物語”——突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。