ハーレクイン・シリーズ

砂漠に墜ちた雫
ゾハイドの宝石 Ⅱ
ドラマティックな救出劇は、禁断の恋のはじまりだった。
ゾハイド王国の王子ハーレス・アール・シャラーンはアメリカ人記者T・J・バークを敵対部族の手から救出した。王国の危機を救うため、この男から情報を聞きださなければ。だがハーレスは追っ手に狙撃され、ヘリが砂漠に墜落してしまう。密室でバークの手当てを受けながら、ハーレスは確信した。バークは女だ。髭面の男の扮装でも、あふれる色香は隠しきれない。追及に負けたバークはついに女であることを認め、タリアと名乗った。ふたりは急速に惹かれあうが、ハーレスの名を聞いたとたん、タリアは彼を突き放して憎しみをあらわにした。「あなたは腐りきった名門の、あの犯罪者一族のひとりなのね?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年01月05日
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- 著者
- オリヴィア・ゲイツ
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- 訳者
- 小長光弘美
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- 定価
- 734円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51495-0
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- 書籍番号
- D-1495
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- ミニ
シリーズ - ゾハイドの宝石
- ミニ
カイロ在住のエジプト人。作家だけにとどまらず、眼科医、歌手、画家、アクセサリーデザイナーという実にさまざまなキャリアをもち、妻と母親業もこなしている。キャラクター設定やプロットのアドバイスをしてくれる娘と、ストーリーが気に入らなければキーボードの上を歩きまわる辛口批評家のアンゴラ猫の助けを借りながら、情熱的なロマンスを書き続けている。