ハーレクイン・シリーズ

失恋の赤い薔薇
富豪三兄弟の秘密 Ⅰ
アンドレアス家の遺産——ダリウスの場合。海運会社の会長職、屋敷、そして父親の遺児。
ダリウスは途方に暮れた。父親の不慮の死に遭い、海運グループの経営と屋敷は引き継いだ。会社の株は弟たちと分ければいい。だが思わぬ難問が立ちはだかった。3人兄弟のはずなのに、もう一人、弟が加わることになったのだ。父親が若い愛人とのあいだにもうけた、生後6カ月のジーノだ。しかも父と愛人は事故でともに亡く、後見人は長男のダリウスとなる。会社や弟たちとならうまく折り合える。しかし、赤ん坊となると……。ところがジーノの母親は、親友の弁護士にも遺書で養育権を認めていた。さっき事務所で顔を合わせたばかりのホイットニーだ。子供に接したことのないダリウスは、すがる思いで彼女に助けを求めた。屋敷に一緒に住んで、ジーノの世話を手伝ってくれないかと——。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年01月20日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 木内重子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22212-1
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- 書籍番号
- I-2212
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- ミニ
シリーズ - 富豪三兄弟の秘密
- ミニ
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。