ハーレクイン・シリーズ

      
      砂漠の楽園      
    
          陽炎だけが揺れる砂漠で、運命の人は待っていた。
    
    
          助かった!あやうく遭難するところだった。水も食料もないまま不毛の地を歩きつづけたジェナは、ようやく小さな建物を見つけて、安堵のため息をついた。いまにも壊れそうなあばら屋だけれど、外にはぴかぴかの自家用ジェット機がとまっている。持ち主に頼めば、空港まで送ってもらえるかもしれない。そのとき戸口に現れたのは、危険な雰囲気を漂わせた男性だった。孤独を映す瞳、精悍な顔、日に焼けたたくましい体。不意にジェナの胸が激しく高鳴った。初めて会った人なのに、これほど惹かれてしまうのはなぜ?
- 
    
- 頁数
 - 160頁 / 新書判
 
 - 
    
- 発行日
 - 2006年08月05日
 
 - 
      
- 著者
 - マリオン・レノックス
 
 - 
      
- 訳者
 - 霜月桂
 
 - 
    
- 定価
 - 704円(税込)
 
 - 
    
- ISBN
 - 4-596-21838-2
 
 - 
    
- 書籍番号
 - I-1838
 
 



水道や電気さえもない地の果てで待ち受けていたのは、大富豪との胸躍るロマンスでした。厳しい大自然を背景に、RITA賞受賞作家マリオン・レノックスが命懸けの恋を描きます。