ハーレクイン・シリーズ

      
      シークと幻の都      
          アラビアン・ロマンス:バハニア王国編 Ⅰ
    弟を死に追いやった悪女、リジー。決して彼女を許さない。
    
    
          猛烈に吹き荒れる砂嵐に身を縮めながら、バハニア王国のプリンセス、サブリナは後悔に苛まれていた。父王の決めた結婚に反発し、伝説の地、盗賊の都を探しに出たものの、砂漠の迷宮に迷い込んでしまったのだ。サブリナが死を覚悟し始めたそのとき、遊牧民の一団が通りかかる。だが助かったと思ったのも束の間、リーダー格のたくましい男に捕らえられてしまう。彼女を奴隷にするつもりなのは明らかだ。サブリナはこの状況を切り抜けるために身分を明かすが、男はプリンセスを奴隷にするのも一興だと、まったく取り合わない。やがて一行は、見たこともない壮麗な都にたどり着いた。驚きに目をみはる彼女の気持ちを察したように、男は言った。「盗賊の都へようこそ。わたしはこの都の君主、カーダルだ」
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- 頁数
 - 224頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2003年07月05日
 
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- 著者
 - スーザン・マレリー
 
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- 訳者
 - 斉藤潤子
 
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- 定価
 - 737円(税込)
 
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- ISBN
 - 4-596-60969-1
 
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- 書籍番号
 - N-969
 
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- ミニ
シリーズ - アラビアン・ロマンス:バハニア王国編
 
 - ミニ
 


