ハーレクイン・シリーズ

      
      ボスに求婚      
    
          短期の仕事は助かるけれど、短期の愛人になる気はない。
    
    
          ローズは平凡な容姿がコンプレックスの種だった。一方、モデルをしている義妹はすばらしい美貌の持ち主だ。ある晩、義妹がパーティで意気投合した男性を連れてきた。ニック・パパエリオウ──だれもが知るハンサムな億万長者。あいにく、堅物で世間にうといローズはそれを知らず、下心むき出しの三流俳優だと決めつけて彼を追い返す。驚いたのはニックだった。こんな扱いを受けたことは一度もない。なんとしても彼女に思い知らせてやる。その機会は思ったより早くにやってきた。ローズが経済的に逼迫し、住む場所にも困る状態に陥ったのだ。
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- 頁数
 - 160頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2008年10月20日
 
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- 著者
 - キャシー・ウィリアムズ
 
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- 訳者
 - 吉本ミキ
 
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- 定価
 - 713円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-12333-6
 
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- 書籍番号
 - R-2333
 
 



トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、二つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、一九七五年エクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。テムズ・バレーに住んでいたが、現在は中部地方在住。夫との間に三人の娘がいる。