ハーレクイン・シリーズ

      
      億万長者の冷たい寝室      
    
          夫の抱える底知れない暗い秘密が、甘いはずの結婚生活を破滅へと導く……。
    
    
          二人の出会いは電撃的だった。チェーザレの運転する車に轢かれそうになったアーヴァは、急いで車から降りたゴージャスな彼に目が釘付けになった。互いに名前を名乗り合う間も惜しいほど二人は瞬時に燃えあがり、気づけば車のボンネットの上で愛し合っていたのだ。コモ湖畔に大邸宅を構える億万長者チェーザレとの結婚と妊娠、愛娘の誕生──完璧な甘い夢だった。夫が妻子を顧みなくなるまでは。不在がちなチェーザレに寝室で冷たくあしらわれたとき、必死ですがるアーヴァの耳に、夫のとどめのひと言が聞こえた。「僕は君がほしかった。だが君を愛していると言ったことはない」
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- 頁数
 - 160頁 / 新書判
 
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- 発行日
 - 2014年08月05日
 
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- 著者
 - マヤ・ブレイク
 
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- 訳者
 - 深山咲
 
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- 定価
 - 723円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-12985-7
 
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- 書籍番号
 - R-2985
 
 
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イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。