ハーレクイン・シリーズ
マイ・バレンタイン2015 愛の贈りもの
花嫁は家政婦
名門ブラボー家のケイレブは、有能でありながら控えめな住みこみ家政婦のイリーナのおかげで、奔放な独身生活を謳歌していた。ところがある日、帰宅して目にしたのは、荷物をまとめて家を去ろうとする彼女の姿だった。移民資格が認められず国外退去になると話すイリーナに、完璧な家政婦を失いたくない彼は思わず提案した──2年間という期限つきの偽装結婚を。
2月14日の約束
ケーキ職人として働きながら、独りで4歳の息子を育てているレイチェル。つましく暮らす彼女の前に、ある日、薔薇の花束を持った男性が現れた。5年前、大恋愛の末にレイチェルの心を引き裂いて姿を消したケイドだ。この胸の痛みは怒り、それとも未練? 心の動揺を隠しきれない彼女に、ケイドが尋ねた。「君は今、幸せか?」今さらなぜそんなことを訊くの?
愛のシナリオ
美しきギリシア人のアレックスと仕事をともにして2年。美人の恋人がいると噂の世慣れた彼を愛してしまったリースは、大きな決断をしなければならなかった。仕事を辞め、彼にさよならを告げるのだ。振り向いてもらえないと知りながらそばにいるのは、あまりにもつらいから。夜ごと涙で枕を濡らし、いよいよ心を決めたリースは、最後の仕事へと向かうが……。
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- 頁数
- 368頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年01月20日
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- 定価
- 1,284円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-80523-2
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- 書籍番号
- V-23
大型書店やUSAトゥデイ紙のベストセラーリストにたびたび登場する。RITA賞に2作品がノミネートされ、ロマンティックタイムズ誌でも賞を獲得した実力の持ち主。ロマンス小説家になるまで、女優、店員、ビルの管理人など、実にさまざまな職業を経験している。すべては作家という天職に巡り合うための人生経験だったと振り返る。オクラホマ州に家族とともに住む。