ハーレクイン・シリーズ

      
      すり替わった恋      
    
          ドレスを替えた瞬間に入れ替わった、ふたりの運命──
    
    
          夫の急死により、ロザベルの悲劇的な結婚生活は幕を下ろした。久しぶりに帰郷し、懐かしい家族との再会にロザベルは心癒やされたが、つらい記憶しかないロンドンの屋敷に戻るのが憂鬱でならない。すると心配した双子の姉に、しばらく実家で静養するよう勧められた。幸い、ふたりは瓜二つ。子供のころ、いたずらで入れ替わっては使用人たちを困らせたものだ。やがて、姉はロザベルの替え玉としてロンドンへと旅立っていった。一方、そんなこととはつゆ知らず、越してきて間もない隣家の当主フィリップはしきりに首をかしげていた。妙だな……あのじゃじゃ馬娘。いったい、なぜ急にああも清楚ではかなげになったのだ?
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    - 頁数
- 288頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2015年11月05日
 
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      - 著者
- シルヴィア・アンドルー
 
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      - 訳者
- 古沢絵里
 
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    - 定価
- 906円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-33223-3
 
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    - 書籍番号
- PHS-123 (初版HS-358)
 



英国の有名カレッジで長く副校長を務めていた。初めて小説を出版したのは1991年、ハーレクイン・ミルズ&ブーン社からで、以来、主にヒストリカルを執筆している。男性に求めるのは高潔さだと語り、政治家にそれを求めるのは難しいとも。40年以上連れ添った夫と愛犬と共にイギリス南西部に暮らす。