ハーレクイン・シリーズ
愛を知らない花婿
誘惑された花嫁 Ⅲ
若き億万長者デヴォン・カーターから、夢のようにロマンチックなディナーでプロポーズされ、アシュリーは天にも昇るようなここちだった。最愛の人に巡り合うまで大切に守ってきた純潔を捧げ、わたしは世界でいちばん幸せな花嫁だと信じて疑わなかった。デヴォンにとっては、まことに都合のいいことだった。世間知らずなアシュリーを愛しているふりをするのはたやすい。彼女はベッドでの相性も悪くない。結婚相手としては充分だろう。アシュリーの父親との合併条件をクリアしたデヴォンは、ディナーの予約と指輪を手配し、まんまと政略結婚にこぎ着けた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年03月05日
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- 著者
- マヤ・バンクス
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- 訳者
- 深山ちひろ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-90394-5
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- 書籍番号
- K-384 (初版D-1549)
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- ミニ
シリーズ - 誘惑された花嫁
- ミニ
幼いころからロマンスを愛読し、作家になることを夢見ていた。10代になると毎日ノートを持ち歩き、想像のふくらむまま過激な愛と情熱の物語を書き続けるようになる。現在の話は、そのときのものほど過激ではないが、ロマンティックという点では引けを取らない。現在は夫と3人の子供とともにテキサスで暮らしている。狩猟や釣り、ポーカーを好む。