ハーレクイン文庫

        
        暗闇の妖精        
      
              ニーナは父を助けるために、ギリシア人大富豪のアントンの寝室に忍びこむ。するとアントンは、彼女をベッドに引きずりこみ、救済を盾に契約結婚を迫った。
      
      
              会社が倒産寸前に追いこまれ、ニーナの父は心労で倒れた。父の会社を乗っ取ろうとしているのは、富裕なギリシア人投資家、男っぽい色香が漂う甘いマスクのアントン・ラキトスだ。ある夜、ニーナは買収を考え直してもらおうと寝室に忍びこむが、酔っ払っていた彼に、無理やりベッドに引きずりこまれてしまう。暗闇でもつれ合ううちにニーナの体は痺れ、奥底に熱を感じ、望んでもいないのに甘い感覚を呼び覚まされるのだった。しかも、ニーナが誰だかわかると、怯える彼女の混乱をよそに、アントンは救済を盾にして、執拗に契約結婚を強要してきたのだ。
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- 頁数
 - 224頁 / 文庫判
 
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- 発行日
 - 2017年04月01日
 
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- 著者
 - ミシェル・リード
 
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- 訳者
 - 松村和紀子
 
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- 定価
 - 682円(税込)
 
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- ISBN
 - 978-4-596-93799-5
 
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- 書籍番号
 - HQB-799 (初版R-1439)
 
 
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。