ハーレクイン文庫

奪われた唇
精悍な富豪ブライスの腕に抱き締められるとサビーナは胸苦しくなる。身を守るためにある人の婚約者になっているという、そのことを彼に告げられないせいで。
ある日、サビーナはブライスと名乗る富豪と出会う。その威圧的な態度に怯えつつも、男らしい魅力を放つ彼にサビーナはまたたくまに惹かれていき、ブライスと過ごしたひとときのあとにはもう、離れがたく感じていた。そして別れ際、彼のまなざしに射抜かれると、落ち着かない気持ちにさせられるのだった。そんな目で見られても、私はあなたを愛せない──そう、サビーナには、ある危険から身を守るために、権力者と婚約しているという“秘密”があって……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年07月01日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 水間朋
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93812-1
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- 書籍番号
- HQB-812 (初版I-1627)
1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に150冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。