ハーレクイン文庫

千年の愛を誓って
エヴィは身ごもったことを恋人のラシードに言いだしかねていた。彼はアラブのプリンスでいずれ国に帰らねばならないのだ。そんな折に彼の婚約が発表される。
エヴィの恋人の名はシーク・ラシード・アル・カダー。父の跡を継いで国を統治し、いずれ一族の女性を妻にするという定めを負った、見惚れるほど美しいアラブのプリンスだ。ラシードの立場を慮り、身ごもっていることを打ち明けるのをためらっていたエヴィだったが、いつものように抱きあい、甘美なひとときを過ごし──妊娠したことを告げると、冷たいまなざしでラシードに、「赤ん坊は僕の子か」と突き放されて、エヴィは青ざめた。しかも追い打ちをかけるように、彼の婚約を知らされ……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年10月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93831-2
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- 書籍番号
- HQB-831 (初版R-1591)
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。