ハーレクイン文庫

侯爵家の花嫁
マリサはイタリア侯爵家の夫を愛していたが、彼に愛はないと知って家を出た。8カ月後、夫は現れ、冷酷にも跡継ぎを産むために家に戻るよう彼女に要求した。
「マリサ、君を連れて帰る。跡継ぎを産んでもらうために」別居から8カ月、突如イタリア侯爵家の血を引く夫が現れた。生前に、母親同士が決めた年上の婚約者ロレンツォを、孤児のマリサは密かに慕い、結ばれる日を心待ちにしていた。だが、彼にとって結婚とは一族の義務であって愛などなかった。マリサは結婚式でロレンツォを激しく拒絶するが、初夜を強引に奪われて、傷ついて、家を飛びだしたのだ……。侯爵家に育ててもらった恩あるマリサに逃げ場はない。今度こそ、妻としての“責務”を果たさなければならないのだ。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年10月01日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93834-3
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- 書籍番号
- HQB-834 (初版R-2422)
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。学校卒業後は地元のジャーナリストとしてフラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がけた。ロマンス小説を書き始めたのは1975年。以来、もっとも情熱を傾けているのは執筆だが、余暇にはレストランでの食事や観劇、欧州旅行を楽しむという。