ハーレクイン文庫

ハロウィーンの夜
【傲慢系ヒーロー特集】幼くして両親を失くしたダイナは、遠縁の大富豪ジェイソンに引き取られる。やがて彼と婚約するが、家柄も外見も釣り合わないことに悩み、彼女は家出し…。
幼くして両親を亡くしたダイナの後見人となったのは、名門銀行家一族の当主ジェイソン・デブレルだった。二十歳になり、彼から突然プロポーズされてとまどうが、ダイナは愛ある結婚を夢見て、申し出を受けることにした。しかしデブレル家恒例のハロウィーン・パーティーの夜、招待客の噂話を立ち聞きし、絶望の淵に突き落とされる。ジェイソンは、誰にも見向きもされない彼女に同情したのだ、と。彼から“愛している”と言われたことがないことに気づき、ダイナは屋敷を出ていこうとするが、彼に力ずくで止められ……。【今月の究極:傲慢系ヒーロー
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2009年10月01日
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- 著者
- ヴァイオレット・ウィンズピア
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- 訳者
- 堤祐子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93257-0
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- 書籍番号
- HQB-257 (初版R-428)
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中から“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1988年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今もファンに支持されている。