ハーレクイン文庫

いとこ同士
ケイトは夫の死によって、地獄のような結婚生活から解放された。ある日、夫の両親が孫に会いたいと言ってくるが、現れたのは夫に生き写しの彼の従兄だった。
夫は、ケイトの妊娠を知らないまま交通事故で世を去った。結婚生活は夫の異常な嫉妬と貧困にあえぎ、地獄のようだったが、それから5年、ケイトは幼い息子を心の支えに生きてきた。ところが、ある日、弁護士を通じて、思いもしない知らせが届く。絶縁していた、裕福な夫の両親が会いたいと言ってきたのだ。息子を取り上げられるのではとケイトは怯えるが、現れた美貌の弁護士の顔を見て、思わず息をのんだ。彼もじっとケイトを見つめている。亡き夫にそっくりな目をして。それは夫が妬んでやまなかった、従兄のエイドリアンだった。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年01月01日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 山田のぶ子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93849-7
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- 書籍番号
- HQB-849 (初版R-541)
息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書き始め、今では執筆しているときがいちばん充実した時間になっている。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけること。また、シャンパンには目がない。オーストラリアのブリスベン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である。