ハーレクイン文庫

月光のアフロディテ
母を勘当した祖父が病に伏し、一目ヘレンに会いたいと言ってきた。迷う彼女の前に祖父の使者だという大富豪デイモンが現れ、強引にギリシャへ連れ去られる。
会ったこともないギリシャ人の祖父から手紙が届いた。病床に伏し、死ぬ前に一目ヘレンに会いたいと言うのだ。ヘレンは同情をおぼえるも、父と駆け落ちした母を勘当し、亡くなるまで許さなかった祖父を恨む気持ちもある。迷う彼女の前に、ある日、祖父の使者だという謎の富豪が現れる。その男、デイモンは美しいが、微塵の甘さも感じさせない野獣のような鋭い目で、力ずくでも君を連れていく、と告げた。容赦なく追いつめられて、怯えるヘレンは思いもしなかった。このあとの船旅で、デイモンの激情の炎に焼かれようとは。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年03月01日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 長沢由美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93862-6
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- 書籍番号
- HQB-862 (初版R-214)
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。学校卒業後は地元のジャーナリストとしてフラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がけた。ロマンス小説を書き始めたのは1975年。以来、もっとも情熱を傾けているのは執筆だが、余暇にはレストランでの食事や観劇、欧州旅行を楽しむという。