ハーレクイン文庫

黒い瞳の悪魔
弟が危篤だからイタリアへ来てほしいと銀行頭取ザーレに呼びだされたレイン。屋敷についたものの彼の弟の姿はない。不審に思うレインの唇をザーレは奪い…。
弟が危篤状態だからイタリアへ来てほしい……。レインのもとに、イタリアの銀行頭取ザーレから電話があった。どうやらレインを弟の恋人と勘違いしているらしい。お金がないことを理由に断ると、今度はザーレ本人が現れ、レインをさらうようにして、イタリアへ連れ去ったのだ。だが、屋敷に彼の弟の姿は見当たらない。不審に思う彼女を見て、ザーレは完璧な美貌に黒い瞳を煌めかせながら、言い放った。「残念だが、まだ弟は君と戯れるまで回復してないんだ」そして、あっという間に唇は彼のものになっていた。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年06月01日
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- 著者
- ジェシカ・スティール
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93881-7
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- 書籍番号
- HQB-881 (初版R-475)
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イングランド中部に、7人兄妹の6番目に生まれた。現在はウースターシャーの風光明媚で文化財に富んだ村に夫とともに住んでいる。公務員として働きながら夜の時間を執筆にあてていたが、夫の励ましを得てフルタイムの作家となった。一番の趣味は旅行で、メキシコ、中国、香港……と、取材をかねてさまざまな国を訪れている。