ハーレクイン文庫
闇のエンジェル
ロマンスの巨匠たち〜リン・グレアムの軌跡 1〜
ケルダと義兄アンジェロには、ふとしたことからキスをしてしまい、義父の怒りを買った過去があった。6年ぶりに再会したアンジェロは大富豪で、ケルダを愛人にすると宣言する。
ケルダの母が、6年前に別れた元夫トマソと復縁するという。ケルダの義父だったトマソは大富豪で、優しかった。でも……。彼女が母の復縁を喜べないのは、その息子アンジェロのせいだ。冷酷な銀行家で容姿端麗、7歳上の義兄アンジェロとは、ケルダが18歳だったある夜、ふとしたことからキスをしてしまい、それをきっかけに、家族はばらばらになってしまったのだった。アンジェロは私を恨んでいる……また彼と会うことになるの?再会したアンジェロは、ケルダを義妹としてすら扱わず、嗜虐的なまなざしで言い放った。「君を今度こそ僕の愛人にする」
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2022年01月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 660円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-01779-6
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- 書籍番号
- HQSP-300 (初版R-1263)
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- ミニ
シリーズ - ロマンスの巨匠たち〜リン・グレアムの軌跡 1〜
- ミニ
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。