ハーレクイン文庫
忘却のかなたの楽園
億万長者ラファエルと熱い恋に落ちたブライアニー。だがその後、彼と音信不通に。妊娠を告げたくてある日、彼を訪ねると「どこかで会いましたか?」と言われて…。
「どこかで会いましたか?」あんなにも狂おしく愛した、ラファエルの心ない言葉。ブライアニーは彼の頬を打っていた。5カ月前、島を購入したいと現れたリゾート開発会社社長の彼と熱い恋におちた。契約書を手に本社へ戻ったラファエルからの連絡が途絶えても、妊娠に気づいたあとも、彼を信じて待った。私は契約のために利用されただけなの……?そんな疑念を必死に打ち消して。ついに意を決して会いに来た彼女に、彼は驚くべき告白をする。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたかもしれない」
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- 頁数
- 216頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2022年06月01日
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- 著者
- マヤ・バンクス
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- 訳者
- 小林ルミ子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-42919-3
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- 書籍番号
- HQB-1126 (初版D-1533)
幼いころからロマンスを愛読し、作家になることを夢見ていた。10代になると毎日ノートを持ち歩き、想像のふくらむまま過激な愛と情熱の物語を書き続けるようになる。現在の話は、そのときのものほど過激ではないが、ロマンティックという点では引けを取らない。現在は夫と3人の子供とともにテキサスで暮らしている。狩猟や釣り、ポーカーを好む。