ハーレクイン文庫

君を傷つけた理由
イタリアの島で出会った初恋の男性との結婚。だが幼き妻は見向きもされぬまま結婚は破綻した。5年後、彼女は夫と再会を果たすが、3週間だけ妻になることを求められ…。
フランキーは仕事の取引のため、サルデーニャ島を訪れた。彼女にとって、ここはまさに因縁の土地だ——16歳のとき、兄のように慕っていたサンティーノと結婚し、たった半年で離婚した苦い思い出の残る場所。しかもその結婚は彼女の祖父による半強制的なものだったため、サンティーノは夫となっても指一本触れてこようとしなかった。あれから5年。取引先に着いた彼女は、思わぬ光景に凍りついた。なんとそこには、元夫の鋭い瞳と、不穏な言葉が待っていたのだ!「君は翼をもがれたも同然だ。もう自由には飛べない」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2010年01月01日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-93274-7
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- 書籍番号
- HQB-274 (初版R-1449)
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北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。